観光・まちづくり教育全国大会のお知らせ
観光立国の実現は、これからの日本を支えていくための国民的課題と言われています。2007年には観光立国推進基本法が施行され、翌2008年には観光庁が設置されました。
同時に、地域分権を進め、地域の人材を活性化させ、地域の資源を掘り起こし、生き生きとしたまちづくりを進めていくことも、今後の最重要課題となっています。これらの課題は、21世紀を担う子どもたちの教育を抜きにしては語れません。
全国の小中学校教師を会員に教育技術を研究しているTOSS(代表:向山洋一)では、10年にわたって「まちづくり教育」を推進してきました。
2008年からは「観光立国教育」も積極的に推進しています。すでに全国全ての市町村(1,810市町村)のテキスト作成を終え、各地で熱のこもった実践が展開されています。
観光・まちづくり教育は、単に「まちを調べる」だけの授業ではありません。
自分たちの住むまちの素晴らしさを知り、その知識をもとに様々な企画を立て、まちの人々と交流する授業。
自分たちのまちに誇りをもち、子どもたちがまちをデザインしていくような授業。
子どもたちが自ら観光資源を発掘し、創造し、その情報を発信していくような授業。
そのような多面的で立体的な教育を目指しています。